【お知らせ】映画製作者連盟に提言書を提出しました
「映画監督有志の会」は4月13日、一般社団法人日本映画製作者連盟(映連)に対して、業界改善のために具体的な対策を実施してゆくための提言書を提出しました。
・「労働環境保全・ハラスメント防止に関する提言書」全文
私たちは映連と1年以上、映画業界の労働環境改善を含む包括的な改革のために、フランスのCNC(国立映像センター)に相当する統括機関の設立を求め、協議してまいりました。CNCについては監督有志の会6名が参加した座談会にて言及しています。期間限定でキネマ旬報WEBに全文掲載中ですのでぜひご覧ください。
そして今年に入り今まで見過ごされてきたハラスメントや暴力に関する問題が取り沙汰れるようになり、自らの反省と根絶する意思を表すべく3月18日に声明「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します」を発表しました。
その後、3月24日、文化庁がフリーランスを守るための契約書の雛形を作成中とのことで、特にハラスメントの問題について調査、検証の必要性を同庁に対し要望しました。
しかし私たちとしては、省庁に先立ってまずは映画業界自らが変わっていかないといけないと考え、改めて映画製作者連盟に対し、提言書を提出しました。
ぜひご一読ください。提言の主な点は、ハラスメント撲滅に対する声明の発表、実態の検証・調査、防止対策の具体化、そして第三者機関による相談窓口の設置です。
映画製作者連盟より返答があり次第、改めて皆様にご報告させて頂きます。
映画監督有志の会一同
【参考記事】現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出 https://www.cinemacafe.net/article/2022/04/22/78465.html
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